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2013年10月15日

【第4回】中小企業のBCP地震対策 〜電源を確保セヨ編〜

中小企業のBCP地震対策

3日分の電力を確保セヨ! 自家発電 VS 蓄電池 どっちにする?

震災直後、最も重要なインフラ、電気が復旧するまで3日はかかると言われています。

その初動の3日間に、災害対策本部がいかにして、社員の安否を確認し、重要得意先へ会社の情報を伝えることができるかが、「BCP対策の成否を握っている」と言っても過言ではありません。

東日本大震災の時、私たちの東京立川地区は、「計画停電」になりました。

夜の6時ごろ、バシャン!と街の灯りがすべて消え、主要の交差点ではお巡りさんが、交通整理、家では、ぼんやり明るいロウソクの下、ラジオから流れるアナウンサーの声がやけに鮮明に聞こえていました。

工場の工作機械は動かず、ハンダごても使えない、昼間でも照明がつかないことで、細かい作業ができなくなります。
受発注システム、生産管理システムも、インターネットも使えない…

電気が供給されないことで、連続的な作業ができなくなり、言いようのない不安が、安全確保の大義名分のもとに、安易な休業という選択が行なわれ、会社の復旧を遅らせてしまうのです。

自家発電 vs 蓄電池  バックアップはPHV車

最も困難で不安な、電気の供給が止まる天災発生後3日間に、自前で電源を確保できれば!

でも、ひとことに『給電設備』といっても種類がたくさん、、、
いったいどれを選べばいいの?

ひとつ、ひとつ、現実的に検討をしていきました。

〔自家発電機〕★☆☆

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まず、頭に浮かんだ、エンジン式の発電機。

大掛かりなものは重油を、小型のものはガソリンを使いますが、厄介なのは、常時使っていないとダメ!一度でも避難訓練で使ったら、オイル交換やガソリン入れ替えなど、日々のメンテナンスがかかせません。

何年も放置したバイクのエンジンを急にかけるのと同じで イザ!という緊急時の時だけ、使おう!というモノグサな人には不向き(笑

ホンダさんが、ガスを燃料にした耕運機の販売に成功していますが、週末しか使わない機械のメンテがいらない!というメリットがあったからなんですね。
(LPガスが使える発電機も、現在は開発されています)

また、排気ガスの問題もあり、長時間工場内で稼働させる事ができません。

〔電気自動車〕★★☆

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最近普及している電気自動車には、車に蓄えた電力を家庭に戻し、夜間や停電時の電力として使えるようなイメージ広告を見たことはありませんか? 

電気自動車が搭載してる蓄電池は意外にも容量が大きい。

据置型の蓄電池に数百万円払うなら、電気自動車の蓄電池がつかえるなら、走る緊急電源!
一石二鳥? ナイスアイディア!と思いきや、そこには意外な落とし穴が、、、

電気自動車の、給電設備会社の腰がドン引き なんで?

電気自動車の蓄電池から供給する電気は、電圧が不安定で質が低く、灯りがつけばバンザイ!「情報機器への補償は致しません」 話が違う(笑

さらに、とどめは、電気の売買を定めた電気事業法により、自動車の電力を工場に供給するのは、法律違反!?
車から給電設備を経由して、電気を供給する案は、あえなく沈没 

結局、給電設備を使わず、バックアップ用に PHV車からダイレクトに緊急トイレの電源として使うことに。

〔蓄電池〕★★★

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蓄電池とは、充電池を内蔵した巨大?エネループです。

昔の鉛バッテリー式の蓄電池は、発火の事故があり、消防法でも厳しく規制、敬遠されていましたが、今の蓄電池はリチウムイオン式で、安全性が確保されるようになりました。

電池には寿命がありますが、常時使わなければ寿命も長く、メンテナンスの必要がなく、排気もクリーン。

常にフル充電状態なので、イザという時にすぐ使えるのが強みです。

電力会社には頼らない!自前電力で、サバイバルを生き残れ!

メトロールでは、緊急時の使い勝手を考慮し、パナソニックの〔リチウムイオン蓄電池〕を採用。
1日5時間×3日分、22,000Whもの大容量電力を確保。

極めて困難で重要な、電気の供給再開されるまでの初動3日間に、必要最低限の照明とパソコンを蓄電池で動かすことで、社員の安否確認、重要得意先や仕入れ先への情報提供、生産再開への準備をスムーズに進める事ができるのです。

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▲これが「リチウムイオン蓄電池」
この中には、PCを3日間動かす秘めたる力が!

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▲使い方は簡単、今あるコンセントを、蓄電池のコンセントに挿すだけ!

しかも、今回の蓄電池の導入には、東京都の推奨するコンサルタントの指導の下、無料で「BCP計画」を策定してもらい、その計画のもと『自家発電設備等導入費用 助成事業』を利用させていただいたんです。(感謝 感激

いつ起きるかわからない、天災に備えをするのに、多大な費用を掛けるのは、正直 躊躇します。しかし、現実は、安全は金で買わねばならないのです。

山の上に、バックアップ電源設備を備える、金を出し惜しんだばかりに・・・
あの、超優良会社 東京電力もいまや。

東京都には、自家発電導入にかかる経費の2/3(最大2000万円)助成制度があります。
ご興味ありましたら、ぜひ一度地域の自治体にお問い合わせください。

また、東京都のBCPの助成事業については、11月1日(金)東京ビックサイト で開催される、産業交流展「BCP策定推進フォーラム」にて、当社:代表の松橋が、今回行ったBCP対策の事例を公開します。

ご興味がある方は、ご来場ください 無料ですヨ!

→ 次回は『枕元には衛星携帯電話《緊急対策本部》を立ち上げろ!』をお送り致します。 どうぞお楽しみに!

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