メトロール「夏の風物詩」血気盛んなドイツ人エンジニアたちが、今年も会社見学にやってきた!

はるばるドイツ・シュタインバイス大学から、

総勢21名の学生エンジニアたちが日本の企業研究で来社されました。

今回で3度目の、会社見学会。
社内がでっかいドイツ人で溢れる光景も、見慣れたもの…?!

元気いっぱいのドイツ人社会人学生たちには、毎度のことながら圧倒されます。
とにかく、エネルギッシュなんです!!

心ゆくまで、メトロールを探究!

まずは、製品や製造現場に直接触れ、メトロール社内を体感して頂きました。
矢継ぎ早に繰り出される質問からは、彼らのモノづくりに対する興奮と好奇心が伝わります。

どんな時も、臆することなく前傾姿勢!
工場見学では、一同、一つ一つの工程をジーッと見つめます。

説明が次へ進んでも、その場をなかなか動かない学生も。
その真剣な姿勢は嬉しいけれど、
引率者としては、全員ちゃんと、見学ツアーについて来ているのか心配になり、何度も後ろを振り返りました(笑)

見学の後は、夜まで続くレビュー会。

ドイツの名だたる企業がスポンサーになっている研修プログラムの一環で、メトロールを訪れている学生たち。
この会社見学にも、れっきとしたミッションがあります。

それは、訪問した企業が提示する「課題」に具体的で現実的な「提案」を最終日に発表すること。
メトロールからは「ドイツ市場参入の効果的なアプローチ方法」がテーマ。
発表内容は厳しく採点され、彼らの評価になります。

見学後のレビュー会では、一日を皆で振り返りながら「提案」の糸口を探ります。

ドイツ流?「個人プレー」と「チームプレー」の同時進行。

意見を交わす者、ホワイトボードの前で考え込む者、パソコンでリサーチする者…。
レビュー会の間は、それぞれが自分の分担と役割に一直線!
それでも、バラバラにならずに「ミッション」に向かって統率されている様子は不思議です。

「個人プレー」と「チームプレー」の同時進行。
明らかに、私たち日本人とは思考のまとめ方が違います。

強い「チーム」は強い「個人」から生まれる、ということを実感します。

そして迎えた発表本番。研修の成果はいかに…?

研修最終日に行われたプレゼンテーション会には、スーツにビシッと身を包んだ学生たちの姿が!

ドイツ市場進出のステップ、顧客のニーズ、潜在顧客のリストなど…。
本場ドイツの商習慣や業界事情に基づいた内容は、本国人である彼らならでは。

メトロール製品の販売戦略がみっちり練られた、本格的なプレゼンでした。

配布された資料は、卒業論文のような分厚さです。

「やる時はとことんやる!」これぞ、ゲルマン魂?!
フォーマルな身のこなしだけでなく、その心意気が、格好いい。

…と思いきや、この騒ぎ!?

発表後のフェアウェルパーティー(送別会)では、先ほどまでの緊張感が嘘のよう。
「乾杯の歌・アイン プロジット(EIN PROSIT)」が高らかに会場に響いて、盛り上がる、盛り上がる!

どうやったら、ここまで清々しくハメを外せるの!?
と疑問に思いつつも、羨ましい…。

Be Active!

会社見学からフェアウェルパーティー、最初から最後まで学生たちは全力投球でした。

そんな彼らがプレゼンで、欧州市場進出を目指すメトロールに向けた言葉は
"Be Active!(行動的に)"

それは、まさにシュタインバイスの学生たちそのもの。
エネルギーを出し惜しみしない"Active"な姿勢からは、確かに、見習うことがたくさんありそうです。

充実した時間を、ありがとう(^_^)!

それにしても…

実は、フェアウェルパーティー後、一行は夜10:30から新宿歌舞伎町のクラブへ出向き、オールナイトで踊り明かしたとのこと。

アクティブにも程がある(笑)!

……この元気には、脱帽です。