「エア ギャップセンサ」からの置き換えで、 ワークチャック時の「浮き上がり」を安定検出

自動車業界

大手自動車メーカー向けに、精密部品を製造している自動車部品メーカー様です。
旋盤加工のご担当者様より、CNC旋盤のワークチャック時の「浮き上がり」について、ご相談いただきました。

お客様の課題

CNC旋盤のワークチャック時、切粉による50μmの浮き上がりを、
「エアギャップセンサ」で検出されていましたが、センサの精度が低く、誤検知が多発。
着座不良による加工不良で、お困りでした。

CNC旋盤に標準で搭載されていた「エアギャップセンサ」をお使いのところ、
当社営業がPR訪問させていただいたのをきっかけに、お問い合わせをいただきました。

課題のポイント

「エアギャップセンサ」の精度バラツキが大きい。

誤検知により、加工不良や機械停止が発生。

メトロールのご提案

CNC旋盤に標準で搭載されている「エアギャップセンサ」は、主にワークの有無検知に用いられるため、高い精度が求められるワークの着座確認には向いていません。

メトロールの「エアマイクロセンサ」は、従来の「エアセンサ」の10倍以上、
±0.5μmの繰返し精度で、切粉によるワークの浮き上がりを安定検出。

既にお使いのエア配管をそのまま流用できるので、センサの後付けも簡単。

ワークと治具の精密な着座確認により、加工不良ゼロを実現します。

採用結果

±0.5μm繰返し精度で、50μmのワーク浮き上がりを確実に検出。

加工不良を未然に防止し、精密着座を実現。

担当者のコメント

今回ご紹介した事例はエアギャップセンサからの置き換えでしたが、
エアの配管が難しい場合、タレット旋盤のツールホルダーに直接搭載し、
簡単に後付けできる「ワイヤレス寸法判別センサ」もあります。
1μm繰返し精度でワークL寸不良を検出、タレット旋盤の加工不良ゼロを実現します。

旋盤のワーク浮き上がりによる加工不良にお困りのお客様は、
ぜひ一度、お問い合わせください。

本事例でご紹介した製品はこちら

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