【Made in JAPAN センサー物語】CNC工作機械用センサー

マザーマシンと呼ばれる機械をご存知ですか?

マザーマシンとは…『 機械を創るための機械 』

車・携帯電話・カメラなどの、金型や、金属部品の切削に使用される「工作機械」は、その役割から、「マザーマシン」 "母なる機械" と呼ばれています。

工作機械の種類は、マシニングセンタ・旋盤・フライス盤など様々。

そこでは、ミクロンレベルの加工精度が求められますが、その精密加工を実現するには、ドリルの長さ計測が欠かせません。

ドリルは、切削による摩耗や、昼と夜の温度差により、その長さが常に変化しています。
しかし、金属の削り屑や、冷却オイルが飛び散る悪環境の中、ドリルの長さをミクロンレベルで計測するのは、至難の技。

そこで活躍しているのが、メトロールの「ツールセッタ」です。

1ミクロン(1/1000mm)の、ドリルの摩耗を検知し、補正する事で、精密切削加工が実現。

世界17カ国の工作機械メーカーに採用され、500,000台ものツールセッタが、世界中で愛用されています。
世界のマザーマシンを、影から支えているのです。