JIMTOF2022 出展致します 情報公開

皆さん、こんにちは。メトロールマーケティング部です。

2022年11月8日より、東京ビックサイトにて開催される日本国際工作機械見本市2022(略称:JIMTOF2022)に出展します!
2年に1回開催のJIMTOFですが、前回はオンライン開催のためリアル開催は約4年ぶりとなります。

皆様にお会いできるのを楽しみにしておりますので奮ってご参加ください!
今回も初リリース情報が多数、そんな「見どころ」を少しだけご紹介します。

●第31回 JIMTOF2022 概要

日 程 :2022年11月8日(火)~13日(日)
開催時間:9時~17時(最終日は16時 終了)
会 場:東京ビックサイト(東京国際展示場)全館
当社ブース:東展示棟7ホール E7121

詳細:https://www.jimtof.org/jp/index.html

JIMTOF2022メトロールブースの見どころを公開!

JIMTOFでの3大見どころはコチラです!

  • 【初公開】CNC旋盤用 プログラミングレス機内計測システム
  • NC平面研削盤における機上測定システム「Quick Touch(クイックタッチ)」
  • CNC旋盤で、加工品のL寸不良をゼロにする位置検出タッチスイッチP10DXシリーズ

見所①【初公開】CNC旋盤用 プログラミングレス機内計測

CNC自動旋盤大手シチズンマシナリー㈱様と共同開発したCNC旋盤の「自動機内計測」オプションを初公開!

ベストセラーCNC旋盤「Cincom M32シリーズCincom L20シリーズ」にメトロールのタッチプローブがオプション搭載されJIMTOFでついにお披露目されます。特長としては

  • 複雑な計測プログラミング不要、モニターから簡単操作が可能
  • 自動運転中での不良品の連続生産を最速で防ぐことができる
  • 蓄積した計測データの分析によって効果的な改善活動、最適な加工プロセスを実現。

次世代の旋盤加工に欠かせない機能となること間違いありません。ぜひご覧ください。

▲シチズンマシナリーCincomシリーズでのオプション展開
▲CNC自動旋盤での機内計測をモニターから手軽に実行できます。

メイン機能:①機内計測システム専用モニター

機内計測の運用をモニターを通じてカンタンに設定が可能になりました。
専用画面から設定できる主な機能は以下の4つです。

  • プローブの呼び出し
  • キャリブレーション
  • 計測頻度
  • OK/NG判定時の動作

メイン機能:②データの可視化

計測結果のデータ収集を行い、モニターでグラフ化し分析が可能です。
これまで熟練者の経験値で行っていた段取り作業や加工運用が数値化され、効率化・標準化のためのフィードバック材料となります。

データの蓄積によって、例えば次のような課題が見える化されます。

  • どれくらいの頻度で加工不良が起きているのか?
  • 連続加工でいつ(何個加工したとき)から寸法が落ち不良が出始めているのか?
  • 連続加工はワーク何個くらいまでが適切なのか?
  • ワークの最適な計測頻度は?

こうした疑問も計測データが無ければ作業者の経験値に閉ざされ、共有ができません。
計測結果のデータを品質保証の根拠データとみることも可能です。

機内計測オプションを導入し、経験やカンに頼らないデータを軸とした運用に舵を切ってみませんか?

参考記事:CNC自動旋盤、絶対に知っておきたい活用方法とは?

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CNC自動旋盤ユーザ必見。

旋盤加工を自動化し不良品を最小限に抑える機内計測を基礎から徹底解説。

見所② NC平面研削盤のワーク検出の自動化

研削盤最大手メーカーの岡本工作機械製作所様と共同開発した、2つの目玉機能をご紹介します。

  1. 「砥石の当て込み作業の自動化」
  2. 機上計測オプション 「Quick Touch(クイックタッチ)」

1. 砥石の当て込み作業の自動化

CNC平面研削盤にエアマイクロセンサ(オプション)を搭載し、従来、人が手動で行っていた「回転砥石の当て込み作業」をメトロールのエアセンサで自動化します。

参考記事:業界初、NC平面研削盤の自動化を徹底解説!

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平面研削盤ユーザ必見。

作業者不足、研削工程の標準化をサポートする回転砥石の自動検出機能を徹底解説します。

2.機上計測オプション 「Quick Touch(クイックタッチ)

  • タッチプローブによる機上計測システム「Quick Touch(クイックタッチ)」によってワークの位置決め自動化
  • 加工後の手戻りや熟練者の経験値・勘に頼った段取り工程を標準化

熟練作業者の不足や安全性が求められる、これからの研削加工を大きく進化させる機能です。ぜひご覧ください。

https://www.metrol.co.jp/solution/54449/
▲NC平面研削盤の搭載事例

以上、2つの目玉機能をご紹介する動画も一緒にご覧ください!

▲岡本工作機械製作所様のNC平面研削盤とエアセンサ、タッチプローブのコラボ動画

参考記事:タッチプローブによる研削盤の「機上測定」とは?

参考記事:タッチプローブによる研削盤の「機上測定」とは?

平面研削盤ユーザ必見。

作業者不足、研削工程の標準化をサポートする機上測定を徹底解説します。

見所③CNC旋盤で加工品のL寸不良をゼロにするセンサ

CNC旋盤加工でよくあるチャック時の「切粉の噛みこみ」によって起きる着座不良や「浮き」などのL寸不良。
気付かず加工をすると加工不良になります。

こうした「L寸不良問題」を解決するのが「位置検出タッチスイッチP10DXシリーズ」です。

▲切粉の嚙みこみによってワークが浮いてしまい加工不良の原因に

RC-P10DXシリーズは無線式の接触式スイッチで、配線が困難な5軸やタレット式の工作機械に搭載が容易です。

▲バー材のL寸不良を即座に検出(繰返し精度1μm 2σ)

以上、メトロールブースの見どころのご紹介でした。
他にも様々な工作機械向けのセンサーをご紹介しております。

センサとデータを活用した次世代のものづくりの仕組みをぜひご覧ください!
それではJIMTOFにて皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

メトロール マーケティング部

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