【FAセンサ用語】プリトラベル(動作までの動き) とは

コンタクトが、自由位置から信号動作点まで移動する量のこと意味します。

つまり何もしていない状態からスイッチがオン(導通)状態になるまでにコンタクト部品やレバーが動く距離のことを指します。
この距離は、ユーザーがコンタクト先端を押し込み始めてからスイッチが反応するまでの"遊び"や″余裕″のようなものと考えるとわかりやすいでしょう。

"プリトラベルが0"と表記されている場合、それはスイッチ/センサが非常に敏感で、コンタクトやレバーがほとんどまたは全く動かない状態でスイッチがオンになることを意味します。

メトロールのスイッチ/センサにおけるプリトラベルの考え方

  • 常時開(NO)形のスイッチの場合は、必ずプリトラベルがあります。
  • 常時閉(NC)形のスイッチの場合は、ほぼ「0」です。
    ただし常時閉(NC)であっても、中間に軸を有する場合はプリトラベルがあります。(通常は0.2〜0.4mm程度です)