2010年08月06日 【FAセンサ用語】応差とは センサのテクニカルガイド 目次1 信号動作点から戻し、信号が反転するまでの量のこと1.1 ヒステリシス(往き戻りの差)について 信号動作点から戻し、信号が反転するまでの量のこと この間は不感帯となります。 メトロールの接触式接点形センサには、応差がありません。 リミットスイッチやマイクロスイッチ、近接センサや光センサなどの、電気式センサでは、応差が生じます。 動作後すぐにコンタクトを戻す使い方の場合、応差以上戻さないと信号が反転しないので、下図のような応差内の厚さの有無判別はできません。 従って、応差以上のプリトラベルが必要です。 ヒステリシス(往き戻りの差)について 動作位置から更に押し込んだ後に戻したときの動作位置の差を、ヒステリシスと呼びます。 スイッチ自体の他に、保持部(支柱)が接触力によってたわむ分が加わることがあります。 常に同じ方向から動作させた信号をとれば、ヒステリシスは誤差となりません。 応差とは違いますのでご留意ください。 Tweet ブログの最新情報を、メルマガでお知らせ! 毎月1回、定期配信のメールマガジンで、センサのお役立ち情報を、 見逃さずにCHECKできます。今すぐ、無料ご登録ください。 関連記事 2020年07月02日 20μm以下の隙間を検出し、誤検知による加工不良を防ぐ着座センサとは? 2020年06月16日 【保存版】位置決め タッチスイッチの選び方と用語を徹底解説! 2020年03月20日 真空中で使えるアウトガスの出ない『位置決めタッチスイッチ』とは? 2010年08月06日 【FAセンサ用語】応差とは 前の記事 BLOG Home 次の記事