【FAセンサ用語】応差とは
信号動作点から戻し、信号が反転するまでの量のこと
- この間は不感帯となります。
- メトロールの接触式接点形センサには、応差がありません。
- リミットスイッチやマイクロスイッチ、近接センサや光センサなどの、電気式センサでは、応差が生じます。
- 動作後すぐにコンタクトを戻す使い方の場合、応差以上戻さないと信号が反転しないので、下図のような応差内の厚さの有無判別はできません。
- 従って、応差以上のプリトラベルが必要です。
ヒステリシス(往き戻りの差)について
動作位置から更に押し込んだ後に戻したときの動作位置の差を、ヒステリシスと呼びます。
- スイッチ自体の他に、保持部(支柱)が接触力によってたわむ分が加わることがあります。
- 常に同じ方向から動作させた信号をとれば、ヒステリシスは誤差となりません。
- 応差とは違いますのでご留意ください。