エアマイクロセンサ[DPA-SR1/LR1シリーズ]

[1点設定形 ]エアマイクロセンサ DPA-SR1/LR1シリーズ

CNC工作機械でのワークの精密着座で加工不良を防止

「有り無し検知」から「高精度着座確認」までカバー。
±0.5µmの繰り返し精度で切粉の噛み込みによる、治具とワークの着座不良を確実に検知。CNC工作機械の加工不良発生を未然に防止する空圧式精密着座センサです。

主な課題

  • 切粉の噛み込みによって発生する加工不良をなくしたい。
  • ワークの有無確認ではなく、治具とワークのシビアな密着確認をしたい。
  • センサ誤検知による機械ダウンタイムをなくし、生産性を上げたい。
  • ワーク着座時の切粉の噛み込みによって発生する加工不良をなくしたい
  • ワークの有無確認ではなく、治具とワークのシビアな密着確認をしたい

特長

繰り返し精度±0.5μmで誤検知を防止

繰り返し精度±0.5μmで誤検知を防止

従来のギャップスイッチでは検知できなかった『20μm以下の隙間』も、±0.5μmの繰り返し精度により確実に検知します。

加工サイクルタイムの短縮を実現

加工サイクルタイムの短縮を実現

水やクーラント、粉塵に強い保護等級IP67。センサ本体を機内設置可能なため、エアの配管を短くできます。
配管長の短縮により信号の応答性が向上、量産ラインでの加工サイクルタイムの短縮に貢献します。
悪環境下で使用されることを前提とし、クーラントの浸水試験、工作機械での過酷な耐久試験を実施しています。

簡単な操作性

簡単な操作性

「しきい値の設定」はワンプッシュで完了します。
着座面とワークの間にマスタワークもしくはシムを挟み、マスターセットボタンを押すだけでセット完了。
どなたでも簡単に設定できるため、作業者ごとの設定値のバラつきが起こりません。

供給エア自己診断機能

自己診断機能により、エアの供給圧に異常が起きるとアラームを出力します。圧力不足、センサ使用中での圧力の変動、圧力過剰を知らせてくれます。

エアマイクロセンサの検出原理

【ロボットのワーク着座確認】エアマイクロセンサ

【ロボット×エアマイクロセンサ】協働ロボットによるワーク搬送・着座確認

【ロボット×エアマイクロセンサ】ワーク搬送・着座確認

シャンクの浮き上がり検出【エア式精密着座センサ】

切削加工時の、エンジンの浮き上がり検出【エア式精密着座センサ】

株式会社デンソー様の「エアマイクロセンサ」採用事例

主な仕様


代表形式名 DPA-SR1 DPA-LR1
形状/形式/用途 ワーク着座/密着確認
マスタ値設定可能点数 1点
マスタ値設定方法 マスタセットボタンにて設定可
※電源を落としても設定したしきい値は、保存されます
繰返し精度保証範囲
(推奨エアノズル使用時)
1~100μm 80~350μm
繰返し精度  ±0.5μm (マスタ値:1~60μm)
±1μm (マスタ値:60~100μm)
※供給圧力変化±1%以内のとき
±1μm (マスタ値:80~150μm)
±3μm (マスタ値:150~250μm)
±5μm (マスタ値:250~350μm)
※供給圧力変化±1%以内のとき
IP規格・保護構造  IP67
動作形態 NO(常時開)
使用流体 乾燥空気(5μmフィルタ使用)
供給圧力範囲 150~200kPa
消費流量 9ℓ/min (max) 24ℓ/min (max)
接続口径 Rc1/8
推奨配管:SUP ポート φ6×φ4 チューブ
推奨配管:OUT ポート φ4×φ2.5 チューブ、
φ6×φ4 チューブ
※付属のリーケージユニットの接続チューブ外形はφ6です。外形φ4のチューブを接続する場合、貴社にて変換継手をご準備ください。
応答時間 0.8秒
(チューブ長1.5m/エアを供給開始してから出力まで)
入力仕様
出力仕様 フォトMOS出力
定格電圧:DC30Vまで
定格電流:100mAまで
ケーブル詳細 標準長さ3m 耐油性4芯φ5 AWG30 相当
電気的応答速度 80ms
LEDランプ 取扱説明書参照
付属品 リーケージユニット1個 なし
使用温度範囲 0℃~60℃(結露ないこと)

関連する記事

メディア・表彰

日経ものづくり『検査工程はどこまで減らせるか』特集に、新製品「エアマイクロセンサ」が記事掲載されました

日経ものづくり『検査工程はどこまで減らせるか』特集に、新製品「エアマイクロセンサ」が記事掲載されました

日経ものづくり『検査工程はどこまで減らせるか』特集に、新製品「エアマイクロセンサ」が記事掲載されました

『日経ものづくり 10月号』の特集「検査工程はどこまで減らせるか」にて、当社の新製品「エアマイクロセンサ」が、"検査工程を削減する最新事例"として、大きく取り上げられました!「造ったモノを、良品か?不良品か?」検査...

お問合せ